お守りとおみくじの雑学を神社で教えていただきました。

神社

神社に行くときは、お正月や、通りかかったら神社があったのでお参りさせていただいたという頻度でしか行きません。なので、神社での習わしには慣れておらず、わからないことも。

神社に関することで「これってやってもいいのかな?」「これはどうしたらいいのかな?」とわからないことありませんか?

調べるところもなく、ネットで調べると答えがまちまちだったりと。

近所の神社でおしえていただいたことをお伝えします。

いろんな神社のお守りを一緒に持っていても大丈夫?

お守り

いろんな神社仏閣のお守りをもっていると、神様同士が喧嘩するなんて聞いたことありませんか?

日本は大昔から「八百万神(やおよろずのかみ)」。

私たちの周りのものには神様が宿っていると考えられてきました。

平安時代には、1人の人間に8人の神様がついてくださるくらい、人間の数よりも神様の方が多かったのです。

つまり、お守りは何体持っていても、神様が喧嘩するなんてことはありませんので大丈夫です。

ただし、たくさんのお守りをぐちゃぐちゃっとまとめてかばんの中に入れ、物の下敷きになっているというような、神様に対して失礼な粗末な扱いはいけません。

お守りはまとめてきれいな袋におさめておくなど、失礼にならない持ち方をして下さいね。

お守りなどを買ったときのおつりについての注意

お守り売り場

大変失礼なおつりのもらいかたというものがあるそうです。

例えば、800円のお守りを買ったので、1000円札と300円を渡して500円のおつりをもらうことです。

スーパーなどで買い物をするときにやってしまいますが、じゃらじゃら小銭のおつりをさけるために、利己主義なおつりのもらい方は、大変失礼な事だそうです。

まず、神社での支払いは、元々は「お供え」なのでお釣りの出ないようにお渡しするのが礼儀で、披露宴でお祝い金を渡すときに「お釣り」を要求しないのと同様です。

止む鵜えず「普遍にお釣りをいただく」ならともかく、つい、いつもの癖で合理的なおつりのもらいかたをとならないように気をつけましょう。

引いたおみくじは持って帰ってもいいの?

おみくじ

引いたおみくじが「大吉」など良かったら持ってかえる、悪かったら結ぶという人がいますが、これは間違えだそうです。

「え?違うの?」

私は、すっかりこの通りでした^^;

まず、おみくじは引く時は、私の「いつの」「何を」神様に占っていただきたいのかを思い浮かべてから引きます。

「受験で合格できますか」「旅行先で素敵な人に出逢いますか」「今年は金運があがりますか」など、神様にお尋ねになる内容を心で唱えながら、おみくじを引いてください。

その思い浮かべた期間が1年ならば1年後、旅行のことならば旅行から帰ってきてから、というように占っていただいた事の期間が済んだら近くの神社に結びに行きます。

このとき、おみくじを引いた神社に結ばなければならないわけではありません。

おみくじは当然「凶」もありますが、「凶」だからといって悪いおみくじではありません。

「凶」は神様からあなたへの「注意メッセージ」です。

おみくじに書いてあるメッセージに真摯に耳をかたむけて、心をあらためれば悪い方向に向かうものでありませんのでご安心を。