マイクロスコープの200倍で見る世界は、肉眼では見えないほとんど生物学の世界ですが、そこまでではなくてもいいので小鼻や頬の毛穴がどうなっているのか見えないものか?拡大鏡ならばどうだろうかとネットで検索してみたら「10倍鏡」というものがありました。
10倍といってもどれくらいのものなのかピンとこないのですが。毛穴とか角栓がニョキニョキしていたり見えたり?
さて、何が見えたでしょうか?
10倍鏡で肌を観察
10倍鏡
Amazonで見つけました。
通常のサイズと10倍鏡と両方使えます。頬の毛穴の開きや、お肌のキメを大きく拡大することでチェックできます。
10倍鏡を覗いてみると、ちょうど虫眼鏡を覗いているような感じですので、片目でみないとピントが合いません。そして、長い時間ずっと見ているとクラクラ酔います。
なるほどー本当によく見えます!短い毛や細い毛も見えます。
10倍鏡に映した頬。嫌になるくらいよく見えます。
ん???鼻の穴の下の黒い点は何?肉眼ではまったくわからなかったのですが、毛穴にゴミが入って黒くなっていたようです。ピンセットでポロッと抜きます。痛み無し。
小鼻の周りをみます。マイクロスコープでは毛穴のつまりが見えましたが、10倍鏡では毛穴も見えません。皮膚がむけているとことが少しあります。
頬はところどころ、皮膚がガサガサとめくれ上がっているところがあります。乾燥しているという実感はありませんでした。小さなにきびがいくつかあります。
はじめてわかったこと
だんだん、見えないものが色々見えました。
角栓です。鼻に貼るシートパックをはがした時にシートにツンツンとついているのが角栓です。
角質でできた栓が「角栓」です。なぜ栓をしているかというと毛穴から細菌が入ってこないようにフタの役目をしています。
おもに皮脂からできて、正常なターンオーバーによって徐々に入れ替わるので、角栓が目立ったり、固くなったりすることはないのですが、炎症などで皮脂の排出ができなくなると、角質もまざりあっていわゆる「角栓」と呼ぶものができます。
私の場合は、鼻ではなくあごに見えるのです。下に向かって小さく突き出ている角栓がたくさん見えます。白い毛のようにボロボロ見えます。
あごをさわったときに、紙やすりのようなザラッとした感触はこの角栓だったわけです。このザラッとした感触は肌断食をはじめて半月くらいの頃から感じていました。
10倍鏡ですと、とても良く見えるので、試しに角栓を1本ピンセットでひっぱってみます(ピンセットで引っ張るなど絶対に禁止行為ではありますが、好奇心が勝ってしまいました)。するとニューーーッと抜けました。予想以上に長いです。しかし、ひりひり感があったので、もうやめておきます。無理やりとってしまったみたいです。
肌断食の好転反応
肌断食をはじめると新しい細胞がつくられるようになります。それらが毛穴をつまらせて角栓をつくり、毛穴からトゲのような形で出てきます。時間はかかっても角栓はおさまってくるのでいじったりせず放置します。
にきびも肌断食によって皮脂腺が一時的に活発になり、皮脂の分泌量が増えます。古くなった角質細胞がはがれづらいため、皮脂の出口の毛穴がふさがっているのでニキビが出やすくなりますが、新陳代謝がスムーズになれば皮脂が毛穴から出るようになりにきびも治っていきます。
化粧品から肌が解放されて活発になって起きた現象ですので、角栓もにきびも何もいじらずに放置します。新陳代謝がスムーズになるまでの辛抱です。角栓もにきびも肌断食によっての好転反応らしいとわかり、ちょっとホッとしました。