肌断食をはじめて肌の調子は良好に向かいながらも、小さなニキビがところどころにプツッと。
ん~~~、気になります。今までの私ならばプチッとつぶしたくなるのですが、肌を傷つけるだけなのでじっと我慢。
朝は水洗い、夜は湯洗いだけなので、やはり汚れがとれていないからにきびができるのか?と思い、肌断食前に使っていた石けんを試しに使ってみました。
肌断食前に使っていた愛用の石けん
その石けんは肌にやさしい天然成分由来の石けんで、某ショッピングモールでは売れ筋の石けんです。
私はかれこれ5,6年使っていました。おそらく一生石けんを代えることはないなと思うくらい気にいっていたのですが、肌断食をしてからは石けんを使う必要がなくなりました。今や、洗面所の片隅に置いてあるだけの石けんです。
再始動!と、夜の洗顔に石けんを使ってみました。もう、ゴシゴシこすったりしません。泡立ててやさしくそ~っと洗います。
1日目、変化無し。2日目、頬を触るとやっとふっくらしてきた肌がキュッとひきしまって表面が固くなった感じがします(やばい!かも)。にきびは変化無し。ということで使用中止!
この石けんの成分をみてみると
石ケン素地・スクロース・セリシン・ホエイ・グリセリン・ベントナイト・スクワラン・ホホバ種子油・水・イソプロパノール・ティートリーオイル・炭・ヒノキ油・エチドロン酸
パラベン、合成香料不使用
成分をみると自然派化粧品で肌にやさしそうです。
無添加石けんなので成分はアルカリ性です。弱酸性の石けんでは落としきれない汚れを落とすので、洗浄力が強すぎるのでは?と感じますが、皮脂などの汚れは弱酸性であることが多く、石けんと中和し、洗浄力はおさえられるというものでした。
石けんはよくすすぐことで洗浄力はなくなり落とせます。
が、今の私の肌にはこの石けんは洗浄力が強すぎということになります。必要な皮脂まで取り除いてしまうのでしょう。
ノーメイクの場合の洗顔は?
健康な肌ならば、アルカリ性に傾いても時間がたつと元の弱酸性に戻す力があるので、問題ないのですが、ビニール肌でバリア層も整っているのかどうかの私には、アルカリ性に傾くことで肌を荒れさせてしまうようです。
泡をつくる洗顔剤の基本はアルカリ性です。泡洗顔はダメージが大きい。
人間由来の皮脂汚れは体温よりも少し低めの温度のゆるま湯で洗うだけで十分落ちます。皮脂の汚れを落とすのには石けんは必要ないということになります。
肌断食ではファンデーションを塗らないのが基本ですので、洗顔は水かぬるま湯です。
肌断食前に、石けんで洗顔をしていた主な理由はクレンジングの油分を落とすためでしたし。
メイクをしている場合の洗顔は?
とはいっても、ポイントメイクや日焼け止めを落とすには石けんが欲しいですよね。
パウダーだけのファンデーションならば肌断食で使っても良いとされている純石鹸で落とせます。
純石鹸とはオリーブ油などの植物性油脂、牛脂などの動物性油脂をベースに作られる100%天然素材の石けんで、不純物がないため洗浄力にもすぐれています。
ミネラルファンデーションの場合は、クレンジング無しで落とせますが、同じメーカーで石けんが売られていますので、水洗顔ではとれない場合はその石けんを使うのがベストでしょう。マイルドな洗い上がりです。
クレンジング無しではとれないメイクの場合は、できるだけ刺激の少ないクレンジング、オイルよりもミルクタイプのものを選びましょう。