自分に似合うスタイルってわかりますか?
こんな感じのスタイルは好き!と「好き」はわかっても、それが「似合う」とは限らない。
もしかしたら、似合っていないのかもしれないし、・・・これが問題なのですよね。
ファッションセンスには少々自信はあるのですが、自分の個性や表現のためにプロのスタイリストさんからアドバイスをいただくことにしました。
あなたにピッタリのスタイルを見つける「パーソナルチェック」ってやつです。
自分スタイルが見つかれば、不要な洋服や小物は断捨離できるし、無駄なものは買わなくなります。
Contents
自分スタイルの基準を見つける
スタイリストさんから「あなたはこれが似合います」と一方的にスタイルを決めてもらうこともできるのですが、それだとその場限りで、自分でスタイルを選ぶ力はつきません。
雑誌、ブログ、SNSと、ファッション情報はありとあらゆるところにあふれ、次から次へと流行は流れ、気にしはじめたらきりがなく、自分に似合うものがわからなくなったとしたら、その答えは自分のスタイルの基準を見つけることです。
自分のスタイルの基準さえ見つかれば、必要な服だけを選ぶことができます。
洋服以前に、自分はどうなりたいのか?どう見られたいのか?の自分スタイル探しが必要になり、スタイリストさんとコーチングのような形式ですすんでいきます。
現状のスタイルの明確化
普段どのように洋服を買っているか、どれくらい洋服を持っているか、なぜ、このセッションを受けようと思ったのかなど、現状をスタイリストさんに伝えます。
私は増えすぎた洋服を整理したかったことと、年齢に合った服のみに絞ること、そして、自分に似合うスタイルを知ってもう洋服選びに迷いたくなかったからです。
ここで、私が今まで行っていたことの大問題が発覚!
自分のからだのサイズを理解していないということ。
身長155cmと小さめ、中肉中背というのが私なりの理解だったのですが、スタイリストさんからみると違うのです。
「着ている洋服が少し大きいですよ、もう1サイズ小さい方がからだにぴったり合うはずです」と言われ、その原因は私が試着をせずに洋服を買ってしまうことでした。
「試着せずに洋服を買うことだけはやめてください!無駄な買い物が増えるだけです。」とビシっときつめに言われました。
試着をしないことは根本的な間違いだそうです。
「はい・・・・試着が面倒で・・・・ゆっくり買い物している時間も無いし・・・。」というのは私の心の声。
きつい、入らないということはまずないので、サイズはこれくらいかなっと鏡で合わせて買っていました。
自分のアピールポイント・改善ポイントの確認
「自分のからだのアピールポイントはどこですか?」と聞かれ、固まりました。。。
へっ?アピールポイント?考えたこともないし、あるかなぁ?
ちなみに、この質問をするとほとんどの人が「ありません」と答えるそうで、自分の体をわかっていない人が多いことに気づきます。
例えば、脚とか、胸とか、くびれたウエストとか、自信があるポイントは、強調した方がいいわけです。
うーーーーーんと考えましたが、とひらめきました。
足首が細いこと。
ふくらはぎは筋肉がたっぷりついて太いのですが、対比効果から足首は細い(と自分では思っています)。
ということは、足首だけはいつも見せるようにした方がいいわけで、パンツの場合もクロップドなどのように足首を見せるスタイルになります。
靴もぺったんこよりもヒールがある方が、足首がより細く見えます。
改善ポイントは、服は必ず試着をしてから買う!ということです。
どうなりたいの?理想の自分の明確化
どのように人からみられたいか、理想の自分を具体化していきます。
スタイリストさんからの質問により、自分が望む理想像が見えてきて、私の場合は、どうやら「知性」を大事にしています。
ひとことで「知性」といっても幅広く、人を寄せ付けないようなパワフルなonly知性ではなく、「賢くて女性らしい優しさを持っている」とちょっと欲張りな理想像になってきました。
これが大事なことなのですが、理想像、つまり、目標設定が自分とずれていないか?何か違和感はないか?背伸びや無理をしていないか?という自分とのズレ感を最終チェックして目標設定をします。
現状と理想のギャップを確認
目標設定(なりたい姿)と現在のクローゼットのギャップを見ていきます。
ここまでくると、けっこうわかりやすく、「この服は違うな」「この服は残す」と自分で大体判断ができるようになり、持っている洋服の約半分が目標設定と違うことに気づきました。
ここで、半分の洋服を断捨離するか、勿体ないからとっておくか、それは自分次第です。
ファッションのプロからのアドバイスを受けてみると
スタイリストさんとお話をしているうちに、ファッションに関しての知らないことや、コーディネートのポイントがたくさんあることに気付きます。
一般的に、よくやってしまいがちなコーディネートは「色合わせ」。とにかく色を重視して統一させるコーディネートです。
ではなく、素材感の統一や、雰囲気の統一、差し色のスパイスなど、コーディネートをする要素はたくさんあるんですね。
今までコーディネートで何か物足りない・・・という問題が色々な切り口でコーディネートをすることで解決できそうです。
これこそが、ファッション雑誌では得られない本物の情報です。
自分らしいスタイルが見えてきたからこそ、ファッションに関する意識が改めて高くなり、今日は何を着ようかと服装選びが楽しくなります。
洋服のたたみ方までおしえていただいたので、クローゼットの引き出しをあけたときにきれいに揃っている洋服の光景は気持ち良いです。
一度でも、スタイリストさんのアドバイスをもらうと、これからのスタイルにきっと違いが出てきますよ。