頬がカサカサしたのでワセリンを買ってみました。完全な肌断食中でも唯一塗っても良いとされているのはワセリンのみです。
これを塗ったから肌の調子が良くなるというものではなく、肌を保護をするためのものです。
ただし、ワセリンなら何でも良いというわけではないようです。
Contents
ワセリンとは
昼も夜も、化粧品をいっさい使わない完全な肌断食の場合でも、唯一使ってもOKと許されているのがワセリンです。ワセリンを塗ることを推奨しているわけではなく、肌の乾燥がひどい、ガサガサなどの応急措置として使ってもいいですよということです。
ワセリンとは石油を蒸留した残留物をさらに精製した油脂です。
ケガした傷口や皮膚のトラブルのときにお医者さんでワセリンをもらったことはありませんか。
皮膚に膜をはって角質層の水分が蒸発することを防ぐので、皮膚を保護する働きがあることから、傷、かゆみの軟膏剤として皮膚科でもらっていました。
かゆみにもぬれます。かゆみは目にみえないほどの細かいひび割れによって皮膚が傷だらけになり、軽い炎症を起こしているため起こります。ワセリンで覆ってしまえば肌を守ることができるというわけです。
使用感が、ベタベタしてあっちこっちにくっついてしまい苦手という方もいます。
なぜワセリンは肌に塗ってもいいのか?
理由1 通常、脂は空気にふれると酸化しはじめます。ところが、純度の高いワセリンはきわめて酸化しにくく酸化するまでになんと数年かかります。
理由2 皮膚にしみこみにくいのも特徴です。ほとんど皮膚の中には入っていかないので乾燥対策にはもってこないなのです。
つまり、肌にとってはやさしいのです。傷口ややけどにも皮膚を保護する目的で使われるほどです。
オススメのワセリン
精度の純度の違いで「黄色ワセリン」「白色ワセリン」とあります。肌につけるのは、純度が高い「白色ワセリン」にしてください。
肌断食で有名な宇津木式スキンケアのおすすめのワセリンです。
VUVプロテクト
容量・価格 10g 1540円(税込)
ワセリン・酸化チタン・ジメチコン・ナイロン・水酸化AI・メチコン
界面活性剤、紫外線吸収剤、防腐剤不使用
ワセリン美容をベースにした保湿と日焼け防止機能をもったアイテムで、きわめて酸化しにくく、防腐剤も入っていません。
チューブタイプなので、直接ワセリンにふれることもなく衛生的です。
おすすめワセリン「VUVプロテクト」の購入方法
ネットショップはありませんので、メールかFAXで販売元の株式会社エメローゼンさんに問い合わせをします。返信がきますので後はそれに従って注文と入金をします。数日で商品はレターパック(送料:510円)で届きます。
Mail:info-cu@aimeerozen.jp
FAX:043-301-3782
ワセリンの使い方
ワセリン1つあれば、万能に使えます。
日焼けや紫外線が気になる場合に
チクチク感や吹き出物に
使用量は、顔全体で米粒1つほど。少ない・・・これを顔全体に塗るのはけっこう難しいです。お医者さんでもらうワセリンとは違い固くて伸びません。
しかも、こすってはダメですよ!私は両手の指先にコシコシして伸ばしその指をポンポンと顔にやさしく押し当てます。
落とす場合は、ワセリンは肌に害を及ぼすことがほとんどないので、水洗顔で十分です。石鹸を使う必要はありませんが、石鹸を使いたい場合は純石鹸をよく泡立てて洗います。
注意事項
ずばり、塗りすぎ!!
他の脂と同様に、つけすぎれば肌がかえって乾燥します。
表面がベタベタになると古い角質細胞が剥がれなくなり、はがれないと基底層でつくられる次の細胞にバトンタッチができないまま肌は薄くなってしまいます。(※剥がれたのが合図となって新しい細胞が生まれますので、自然に剥がれなければ肌は生成されないのです)
肌はサラサラがよいのです。
ワセリンを使ってみての感想
ワセリンは肌が乾燥した時だけかと思っていましたが、日焼け防止にも、ふきでものにも使えるので、肌断食のときは1つ持っていると万能アイテムです。持っているだけでも安心できます。1度に少量しか使いませんので、1本あればけっこう長持ちしそうです。
私は日焼け防止としてメイクの下地がわりにも使います。
米粒1粒の量が難しくて、2,3粒になってしまいますが、やさしくトントンと指で押し当てて使っています。ベタベタ感も少なく使用感は悪くありません。おすすめです。